甑島で72.5cm
まぼろしが幻でなくなる日
上甑島。。。この一帯は、日本記録も出た
磯場だけに私も幾度となく“ナナマル”を夢
見て釣行している大好きな磯
私の自己記録65.5cmも
この一帯で取り込んでいる
今回は、4月25~27日にかけて
磯遊人さん達と下甑島の手打への釣行予
定だったが、生憎の大シケ海上は20m以
上の強風、台風並みの突風と言うことで楽
しみの釣行を延期することとした
風が取れるのを待って、4月29~30日
一泊二日の釣行となった
場所は、石鯛のデカバンが出る上甑島
早速、浦内に予約の電話を入れ
福島師と吉田師の3人での釣行となった
釣行1日目は、石鯛をまだ釣ったことが
ない福島師と吉田さんと3人で五郎瀬に
上礁、マズメに福島師が初の石鯛となる
3kgクラスを1尾取り込み。。。万歳!
私は石鯛は不発に終わった
午後から上物で尾長グレを狙う。
船長の話で近況グレの姿が見えないし釣れない、渡船業を始めてからこんなことはないとのことだ。
本当かぁ?
ここは、五郎瀬。。。
五郎瀬にグレが一尾も出ないってことは聞いたことがないよぉ~
半信半疑のグレ武者、潮の流れも最高。。。よさげ!
超特級ポイントでグレを狙う
しかし、エサも残ったままで魚の反応が全然ない。
上げ潮の流れでは、一度、1.5kg程の青ブゥ~が竿を曲げただけ。。。
下げの潮になり、やっと50mほど流せばイサキが食ってくる
しかし、グレ居ない。。。
この流れでグレが釣れないってことは???
pm5:00まで3人でグレを狙ったが
釣れるのは イサキ・ヘダイ・タバメ・青ブゥ~
肝心のグレが釣れないのだ。。。
やっぱ、船長が言うように
何だか “へん”
グレよ。。何処へぇ~~~
2日目、今日は“ノウ瀬”に私1人で上礁、今日の潮は小潮の1日目と言うこともあり、下げ潮の当り潮が程よく当たっていたのでデカバンが出そうな雰囲気。
赤貝の荒割りをコマセ、赤貝を7個付けて17mの瀬際のポイントへ投入。
私の石鯛釣りスタイルは九州が発祥の南方宙つりなので
竿はギガバーサス手持MH-500
リールはアブの7000番
流れがチョッと速いので20号のオモリで狙う
朝マズメから、幸先良く3kg級の石鯛をゲット。
その後30分程度経過し、ドラマが。。。。
ズッシリとした重量感あふれる当たり
デカバンの匂いが。。手に伝わってきた
こいつ。。。なかなか食いが悪い
5分経過。。。
ガツン。。。コツコツ。。。
10分くらい掛けて慎重に食い込せる・・・前当たりだぁ
そろそろ押さえ込むかなぁ~~
来た、来たぁ。。。押さえて行った・・・・・押え込み
1m押え込んだ頃、走らせの極秘を
すると。。。一気に走ったぁぁ~~~
ぎゅ~~~~~ん!
デカイぃ~~
でかいぃ~~
でぇ、。。。。かぁ。。。いぃぃぃ~~
強烈な突っ込みにリールを巻くどころか
両腕で竿を持ち ただ々必死に溜めるだけ
力対力の勝負だ、2~3分(感覚では5分以上に感じた)リールを巻くことも出来ず、鋭い怒涛の突っ込みを耐えるだけ、5k以上の獲物と確信した。
その後は、リールを巻いては耐え、巻いては耐えの繰返し、10数分の格闘のすえ海面に姿を見せたのは、ひと目で分かる5kオーバーの銀ワサ(オスの老魚)デカバン、道糸を握って引きずり上げ
磯に横たわった銀ワサに一人思わず
“バンザーイ”
“バンザーイ”
“バンザーイ”
ヽ(゚`∀´゚)ノウヒョ
感無量。
涙が出てくる
しばらくの間、銀ワサの顔を眺め
記念撮影
その後3kクラスを追加しam10:00納竿。
港に戻り、検量すると
なんと
72.5cm 6.25kg
やったぁ~~
やったぁ~~~~~~~
夢にまで見た“
ナナマル“
怒涛の突進を求めて 29年目
“心に残る一尾”となった。
自己新記録に大満足の釣行でした。
←クリックしてちょうだい!
←ついでにクリックしてちょうだい!