夏 本 番
この時期から、五島列島の半夜釣りで
巨イサキ、夜尾長、マズメの石鯛を
例年、狙っている
猛暑の中、玉名グレ研メンバー4人と
井上さん、八重ちゃんの6人で
五島列島の西海岸の巨イサキ&グレ&石鯛を
狙い釣行
夜釣で「イサキ」、マズメの「尾長グレ」、午後まで「石鯛」
平島のママコへグレ武者と井上さん&八重ちゃんの3人で上礁
沖黒瀬に玉名グレ研メンバーの3人で上礁
上礁後、腹ごしらえ
八重ちゃんが磯宴会の準備
馬刺、ブリの照焼き、焼肉。。。。と磯とは思えないほど豪華版だ
グレ武者は、たらふく食ってお腹がはじけそうだ!
満腹で、釣に来たことをうっかり忘れそうだった
am1:00夜釣り開始
五島の夜釣りメインは
「巨イサキ」だ
港で、船長に今日の狙いは「巨イサキ」ですよぉ~と告げていたので
期待が高い
まずは、コマセ作りだ
五島列島の巨イサキ狙いの場合はフカセが基本
棚を深くするよりも浅くした方が良い
釣り始めは、4~5ヒロ
釣れ出したら浅く・浅くって感じで、段々浅棚で食わす
そのため、浮かせるコマセをチョイスする
例)4時間夜釣りフカセで
赤アミ 半角
オキアミ 3分の1
パン粉 1kg
集魚剤 軽 少々
次に仕掛け作り
まず、ハリだがイサキの場合は口が弱いので針ハズレが多い、そのため大き目のハリを使用したほうが良い、私の場合、グレ針の8号~10号が基本(8号でスタート)
次に、ハリスだが、夜釣りなのでデカイので良い3.5~5号(尾長グレも狙える)を1.5ヒロ(5号でスタート)
竿は、巨イサキ狙いだけなら、1.5号クラスの5.0mで狙うのだが、グレ武者は欲張り、尾長グレも狙えるので2.25号の5.0mでスタート
さぁ~いよいよ “巨イサキ”狙いだぁ。。。。
井上さんと八重ちゃんが、南側の突端で竿を出す
グレ武者は本島との水道側で巨狙い
水道側の状況は、良い潮じゃん・・・クッ、クッ、クッ。。。
瀬際から水道の流芯まで引かれ潮
水道の真ん中を1ノット程度で流れてそのまま沖へ。。。。
釣れそうな潮じゃん
やり取り中の「八重ちゃん」
巨が期待できる 第1投~~~
いらっしゃ~い(三枝師匠風で)
流芯までの引かれ潮に乗って電機ウキが流れる
ドキ、ドキ、ドキッ~
スポッ!
よっしゃー。。。きたぁ~
・・・・・・ > ん?
軽い、軽い。。。。。。上がってきたのは>ハタンポちゃん・・・・ガクッ!
次も、次も、次も・・・・・・・・・>ハタンポちゃん・・・・ガクッ!
しかも。。。。
30分。。。。1時間。。。。。2時間
経っても。。。。。。。。。。。。。。。。
>ハタンポちゃん・・・・ガクッ!
しかも。。。
今日は暑いねぇ~
夜釣りなのに服は汗でビショ、ビショだぁ、1リットルのお茶が直ぐになくなる
夜釣りも疲れるねぇ~・・・・・・この時点では気づいていない?
八重ちゃんたちは釣れてるのかなぁ・・・・・観戦に!
グレ武者>「どう?」「釣れたぁ?」
八重ちゃん>「ダメ、ダメ」「えさ取りばっかり」
やっぱねぇ、今日はダメかなぁ。。。。。。
グレ武者は、疲れたので一休み、一休み!
1時間ほど、横になったが、疲れが取れない、のどが渇く・・・・“ん?”
結局、夜イサキは空振り
井上さんが、小イサキ4尾に終わる
グレを水道側で狙う「井上さん」
東の空がうっすらと明るくなってきた
とりあえず、朝マズメに尾長グレでも狙おう
コマセ準備・・・・・あぁ~疲れた!
仕掛け準備、竿1.5号。。。。あぁ~疲れた!・・・・・・体調が“ヘン”
なんだぁ~
もしかして、もしかして
熱中症ぉ~?
いやぁ~違うだろう、夜釣りやっただけだし。。。
炎天下の下で竿を出していたのじゃないし。。。。ねぇ~~!
とりあえず、マズメの尾長グレを狙うべぇ~
まずは、瀬際狙いだ、瀬際をゆっくり這うように流すと、スポッ!
軽快に「グレ武者ウキⅡ」が海中へ
今だぁ~
んっ。。。軽い
ゲッ、ゲッ~・・・・キンギョだぁ。。。。。
しかも、見たこともないほど・・・小ッチェ~
では、では、次は流芯へ。。。
水道への引かれ潮に乗せて、第2投目
ゆっくりと潮に引かれるグレ武者ウキⅡ
流芯の近くまで流れたとき
いきなり強烈な当たりが
道糸が10mほど引き出される大きな魚
寄せにかかる、強烈な締め込みだ
引きからして、良型の尾長ちゃんのようだ
3~4度の締め込みで抵抗してきたグレもようやく観念か
「北よ、来たよ、あられちゃん」と叫んだら
八重ちゃんが反応してくれた、足場が高いのでタモ入れのヘルプだ
だが。。。。。
奴は、力を温存していたのだ・・・・ギューン!
こっ、こっ、こっ、この野郎~・・・・・ダッ、ダダダダっ。。
潜られた、瀬際から10mほど張り出た根に。。。潜られた
デカイから出てくるのを待とう!
1分。。。2分。。。5分。。。。経ってもビクとも動かない
針が外れたようだ、残念だが・・・諦め!
その後、35cmのイサキ3尾&37cmの口太グレをゲット
無事に、食す分確保・・・・ダッ!
今日は、体調が悪いので早めに石鯛を仕留めなくては。。。。と
石鯛狙いに変更
しかし、仕掛け作りでも疲れて動けないぞぉ~
水分・水分・水分。。。。とどんだけ!
ダメだ、疲れて動けない
やっぱ、熱中症かぁ~・・・・・・ここでチョット気づく!
やっと仕掛けを作ったが・・・・・動かん、体ん言うこつきかん!(熊本弁)
一休み・一休み・・・・・一休さん
30分ほど休憩し、石鯛ポイントへ。。。
>>>ここから先はチョット詳しく、青い目の魚さんのご要望なんで<<<
と言っても、熱中症になっていたグレ武者なので、石鯛狙いは正味1時間もやってないので詳しくは書けないのですが、チビながら1尾手中した模様をお届けしましょう!
まず、仕掛けですがグレ武者は南方宙つりスタイルなので、図1の仕掛け、竿は瀬際を這わせるために5m以内の竿「本日は がまの5.0m」
餌は、2時間の釣り予定でガゼ20個とバフン500gを用意、今の時期の上五島はこれで十分だ、ちなみにガゼ&バフンの大は寄餌、バフンの小が食わせ用
また、寄餌はカラス貝など瀬物を現場調達が基本、今回は熱中症でやらなかった
ハリだが、五島は大きい石鯛が少ないので小さめ、石鯛の当り方や餌の大きさで14号~16号の範囲で変える、
錘は、宙釣りの平オモリの15号がメイン、餌の安定度で食わせ方が変わる
瀬ズレワイヤーは、障害物の根が気にならないので37#-1ヒロでよい
ちなみに、瀬ズレワイヤーは最高でも3ヒロ、それ以上は必要ないようだ(グレ武者は必要ないと思う)
次に、ポイント探しだ
石鯛釣りは特にポイント選びが究極だと思う
釣り人の釣り方で石鯛を食わせる場所が異なる
グレ武者の場合、捕食場所の直ぐ上のナマリ乗せ(1m内)に乗せて食わせる釣りをやっているので、ポイント選びは食う棚と乗せ場を探すことから始まる。
また、夏季の石鯛は食い気が高いので、浅場から深場へ食う棚を探って行く
ここでワンポイントだが、日頃、石鯛狙いで良く人が入っているポイントは、最初から石鯛の当たりがある場合が多いので、1投目から食わせ餌を付けて、棚を探ることがベストだ、このとき石鯛の当たりを捉えたら、その場所を捕食場所と考える、石鯛の当たりがなかった場合は、えさ取りの当たり場をとりあえず捕食場所と考える
ポイント選びは、その日の釣果に最重要となるので必ず自分の釣り方に有ったポイント選択をしよう
ポイントが決まったら、その場所にコマセを入れる
だたし、今の時期は食い気が高いので、針に付けてコマセを入れる程度でも十分だ
グレ武者の場合、3投の内、2回をガゼでコマセ、1回をバフンで食わせの方法でスタートする
当たりが有ったら、バフン(大)を2個、捕食場所で前捕食させて
次にバフン(小)を2個~3個で食わせて勝負する
この方法がグレ武者的スタイルだ
次に、食わせ方
宙つりで石鯛を狙うときもっとも難しいのは、石鯛をいかに走らせるかだろう
つまり、手持ちで石鯛を走らせたときの快感はやったものでないとわからない
ガツ、ガツと豪快に硬いもの食うのだから一気にハリを飲み込んで走るのだろう。。。と思う方が多いと思うが、ところが“どっこい”そんなに甘くないんだなぁ~
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では、石鯛にいかに餌を食わせて走らせるか。。。。
“どうやれば食って走るか”を考えたとき
石鯛ちゃんになって考えると、「食事のライバルが多いとき」「お腹がものすごく減っているとき」・・・・・・こんなこと判るかぁ~~~てか!
ですよねぇ、判るわけない
で。。。グレ武者的考えは
①石鯛は、食うときの抵抗がないと走らない
②石鯛は、食う場所が浅くなると走りやすい、逆に言うと底で食わせると居食いする
③石鯛は、フジツボやカラス貝なの岩に付着したものを、逆立ちで捕食するしバックギアも持っているので、瀬に這わせるとより捕食するし走りやすい
大きく考えられるのはこの3点だ
この3点を考えると自づと如何すれば“食わせて・走らせる”ことが見えてくると思う
今回は、青い目の魚さんが石鯛釣りを始めたので、詳しく書いてって要望だったので
グレ武者の石鯛釣りの基本考えをチョコット書いてみました
石鯛釣りは、何度も言いますが“釣り人の考え方”で全然違ってきます
まずは自分スタイルを確立することが先決かなぁ?
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今回のグレ武者のアイテムから
新調した
グレ武者Ⅱウキ